九州大学農学部北岡研究室 九州大学農学部北岡研究室 九州大学農学部北岡研究室

何を研究する?研究の内容

生物資源化学研究室では、「生命を形作る構造から新機能を見つけ活用する!」を合言葉に、森林由来多糖がもつ精密な“ナノ構造”と、そこから発現する“界面機能”に着目した研究を進めています。これら天然多糖の構造情報を手がかりに、バイオメディカル機能の創発、コスメ・アグリマテリアルの開発など、森林を舞台とした最先端のナノ・バイオ研究を展開しています。医療・創薬・化粧品・環境・農業資材・フロンティア材料開発に関心のある方、将来研究者・科学者を志す方など、本研究室に興味をお持ちの方は、ぜひ気軽にご連絡ください。

J:COMチャンネル「大学生と考えるSDGs」特集2023

 

バリはやッ!(FBS福岡放送)「再生医療に貢献!ありがとう オリゴ糖♪」(2025年3月10日)

 

3つのグループで研究しています

バイオメディカル班(B班)

 

天然構造多糖がもつナノファイバー形状や、規則的に並んだ糖鎖界面構造を「生命に働きかける機能」として捉え、再生医療・免疫制御の重要課題である細胞・組織培養基材やアクティブエマルションの開発に取り組んでいます。多糖ナノ構造が細胞のふるまいを変える“生命インターフェース”の解明と応用が中心テーマです。

コスメ・アグリ班(C班)

 

樹木多糖セルロースの極細ナノファイバー形状や構造規則性、極性分離・繊維配向・自己組織化結晶などの唯一無二の特性に着目し、規則的界面構造を活かした新規ナノマテリアルの機能開拓を行っています。化粧品・農業資材、リグニン複合化に取り組んでいます。森林由来素材の新しい価値創出がテーマです。

フロンティア班(F班・企画中)

森林由来多糖のナノ構造を基盤に、これまでにない未来機能材料(Future-Frontier Functional Materials: F3‑Mat)の創出をめざす新規プロジェクト班です。生命・環境・材料・情報を融合した次世代研究領域を構想中で、一緒に未踏領域を開拓してくれる方を絶賛募集中です。

 

何が身につく?培われる資質

骨太の研究力

研究室で身につく最大の宝物は「研究力」です。世の中の難題に対して、課題の本質を見極め、問いを立て、自由な発想で道筋を描き、解決に向けて粘り強く取り組む力が育ちます。この骨太の研究力があれば、将来どこで何をしても必ず活躍できます。

実践的な国際感覚

研究も社会もグローバルでボーダレスですが、「英語が話せないと・・・」と思う必要はありません。むしろ大切なのは、日本語力(国語力)と伝えたい気持ち(意志)です。この感覚が身につけば、驚くほどコミュニケーションが上達します。

未知を愉しむ

先行きが不透明な時代に不安を抱くのは当然です。しかし研究では、未知も想定外も日常です。それを一つずつ解決していく喜びを重ねることで自然に自信が育まれ、日常や将来の未知を前向きに愉しむ心が育ちます。

どんな先生がいる?指導教員

北岡 卓也 教授 [研究者情報]
東京大学卒 博士(農学)
専門分野:多糖材料化学・生物材料機能学
自己紹介:新しい概念や未踏領域に強く惹かれる
“開拓気質”の研究者です。
畠山 真由美 助教 [研究者情報]
九州大学卒 博士(農学)
専門分野:生体分子化学・医用材料工学
自己紹介:うまくいかないことが続いても簡単には諦めず、その先にある発見を信じて挑戦を続ける“粘り強い探究者“です。

何をめざす?博士になろう!

生物資源化学研究室では、天然構造多糖を基盤とした材料研究を通じて未知の機能創発に挑みます。私たちは、研究者としての本質的な成長を重視し、博士課程でじっくり問いを深めながら価値を創造できる人材の育成をめざしています。研究室には留学生や博士課程の先輩が多く、国際的な環境で学会発表や論文執筆を経験しながら、研究力を着実に高めることができます。さらに、研究活動を通じて、課題発見力・問いの設定力・突破力に加え、マルチタスク実践力やセルフマネジメント能力、コミュニケーション能力など、どんな分野・キャリアでも必ず役に立つ“自分の軸となる力”としてのトランスファラブルスキルが総合的に鍛えられます。博士の社会的価値は研究に限られず、産業界・行政・国際機関など多様な場で価値創造を担う力が育まれます。

 

どんな大学生活を送る?学生生活

現役先輩インタビュー①

研究室では、樹木ナノセルロースなどの天然構造多糖を用いるバイオメディカルマテリアル、コスメ・アグリマテリアルの創発など、幅広い分野の研究を行っています。まだまだ未知な部分が多く、日々新しい発見の連続です。実験以外にもゼミ発表・勉強会を定期的に行うことによって、自らの知識をさらに洗練することができ、様々な角度から考える力を養うことができます。研究設備もとても充実しています。私はこの研究室は、研究をする上で最高の環境が整っていると思っています。研究の好きな方、やる気のある方は、共に励みましょう!

現役先輩インタビュー②

私たちの研究室では、研究だけでなく、日々の活動もとても充実しています。春にはお花見を兼ねたバーベキューを行い、希望者で山登りに出かけることもあります。懇親会など、学年や国籍を越えて交流できる機会も多く、研究室の雰囲気はとても温かいです。多様なバックグラウンドを持つメンバーや先輩方が身近にいるため、日常の会話を通じて自然とグローバルな視野や柔軟な考え方が養われます。研究・勉強だけでなく、アルバイトや課外活動、行事や交流にも主体的に参加することで、時間をうまく使ったり自己を管理する力が自然と鍛えられます。大学生活を充実させたい方、研究もそれ以外の活動も前向きに楽しみたい方は、是非、生物資源化学研究室にお越しください。

 

どこで活躍する?卒業後の進路

大学の研究者

  • 九州大学大学院農学研究院准教授
  • 九州大学先端融合医療レドックスナビ研究拠点准教授
  • 大阪大学産業科学研究所准教授/特任助教
  • 高知大学農学部教授/准教授
  • 愛媛大学大学院農学研究科准教授/講師/助教
  • 九州大学大学院農学研究院助教/医学研究院助教
  • 九州大学大学院農学研究院特任助教
  • 名城大学農学部准教授/講師/助教
  • 湖北大学副教授
  • 産業技術総合研究所研究員
  • 日本学術振興会特別研究員SPD・PD・DC2・DC1
  • 科学技術振興機構CREST研究員・プラザ福岡研究員
  • 愛媛県紙産業研究センター博士研究員
  • Postdoctoral Fellow at the Cleveland Clinic Lerner Research Institute, Department of Stem Cell Biology and Regenerative Medicine, Cleveland, OH, USA
  • Postdoctoral Fellow at the Cardiovascular Research Institute, University of Rochester Medical Center, Rochester, NY, US
  • 国立研究開発法人海洋研究開発機構博士研究員

企業の研究者

  • 王子製紙・日本製紙・中越パルプ工業・凸版印刷・ユニ・チャーム
  • 東洋製罐・東レ・東洋紡績・三菱レイヨン・花王・デュポン・JSR・旭硝子・DIC・三浦工業・日本製鉄
  • 味の素・森永乳業・森永製菓・アサヒ飲料・山崎製パン・アサヒビール・丸大食品
  • 中外製薬・東洋新薬・大鵬薬品工業・アース製薬・久光製薬・協和キリン・中外医科学研究所
  • 一般財団法人化学及血清療法研究所

その他の進路

  • 環境省・国土地理院・林野庁・福岡県庁・長崎県庁
  • 三井物産・三菱総研・麻生 
  • ニトリ・ソフトバンク・加藤産業・NTTデータ九州・フジミインコーポレーテッド
  • 長谷工コーポレーション・建築事務所
  • 弁理士・高校教諭
  • 他大学受験(東京大学・久留米大学医学部)

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